土台が完成して一人前の魅力を放つ金閣寺

プラモデル歴4ヶ月の私が最初に作ったプラモデルがアニメエヴァンゲリオンの弐号機プラモデルでした。
あらかじめ下地となるカラーが入っており、説明書を読みながら組み立て、着彩していく形でなんとかカッコイイ弐号機が完成したのです。
着彩に使用した塗料と接着剤はタミヤ社の商品を使用しました。知識が浅かった私は、サーフェイサー(塗料の食いつきを良くする塗料)という存在を知らずにプラスチック部分に着彩していましたが、思うように色が乗らずに試行錯誤したのはいい思い出です。
溶剤をプラモデルにぶちまけてしまい、ドロドロに溶けるという事故もあり、最終的には怪我したような状態で落ち着きました。
月日は経ち、失敗を乗り越えプラモデルのコツをつかみ始めた私は日本の伝統美『金閣寺』をつくり始めました。
金閣寺を作りたかったというよりも、土台のある作品を作りたかったという方が正しいかもしれませんが、木や水面を自分好みにアレンジできる事に魅力を感じつくり進めました。
今度こそ着彩で失敗しないようにサーフェイサーを塗り、乾燥後に色の塗料を塗っていきます。私なりのアレンジは、市販の塗料をそのまま塗るのではなく、アクリル絵具や水性絵の具を相性を見ながらまぜ、自分の思ったイメージにより近くなるように混色したものを使用することです。アクリル絵具などは、100均のもので十分です。金閣寺はゴールドが魅力なので、絵具のゴールドを四割ほど混ぜ、壁面に塗りたくるとイメージ通りになりました。
プラモデル本体もそうですが、水面を表現する材料は市販のものに頼り、Amazonから購入するようにしています。お店だと在庫がなかったり、値段の比較ができずに高い商品を買ってしまうリスクがあるからです。
100均をうまく活用すれば、材料費(本体込み)で1,000円程度で一つの作品が出来上がったりします。
今はネットで自分の作品を披露するサイトもありますから、サイトに乗せて、評価を得るのもいいですね。